派閥争い

SMAPさんがスポーツ紙の1面を何日も埋めてきたのが落ち着いて、街中で話題を見かけることもだいぶすくなってきました。まだこの先いろんなところで問題が出るのかもしれないけれど、とりあえず一段落したみたいでよかったです。

もう全然ジャニーズとか詳しくないんで、どのグループがどうとかこうとか言うのがよくわからないほど距離感で見ていた人間としては、そもそも存在していた(らしい)派閥というものの存在とその一般的な認知率に驚いた。

誰と誰が仲良しとか言うのは、人間が集まれば必然的に生まれるもので、全員が全員均等に関係を持つというのは無理な話なので、偏りが出ることは必然的だったとしても、それを”派閥”として捉えてしまうことで生まれる壁に全く魅力を感じない。

そもそも国境や国籍なんてものはなくてもいいんじゃないかと思っている人間なので、線引をするから敵に見えるわけで線引をすることで生まれる損失が大きいでしょって思う。相手が敵だからというだけで攻撃するなんて言うのはやっぱり意味がわからない。

でも、今までの世の中はそういう風に進んできたので、まあトップの人間だけは利害を考えながらやっていたとしても、それと同じことを庶民のレベルでは考えることよりも洗脳に近い教育をされて、偏りのある情報の元でしか自分が判断できていないことに気づかずに、相手の非だけに目が向いてしまうことはありがちなんだとは思っている。

身近でも、派閥争いってのはあって、囲い込みのようなことをする人もいたりして。結局のところの目的が”自分”であるならそれでいて当然なんだけど、じゃあ大きな枠組で見た時はどうなの?ってことを問う時に説得力に欠けている形になってしまう。

 

枠組みをうまく使わないといけないなと思うけど、うまく使うってどういうことなのかなっていうのが最近の課題かな。

他人の派閥(利害)を意識することよりも、自分の周りにどれだけ利を生めるか意識することですかね。

 

線は点と点を分けるために使うのではなく、点と点をつなぐために使いたい。

着眼するなら、分ける線ではなく繋ぐ線をしっかり見ていきたい。